オーストラリアのバイク事情

国土の広さ

バイクをこよなく愛す人にとって、雄大な自然の中をただただまっすぐな道を爽快に走る姿にあこがれを持つでしょう。
日本国内では国土が狭く人口が多いため、雄大な大地が広がる場所で、バイクを楽しむことができる場所は非常に限られています。

そこで国土が広くバイク愛好者にとってあこがれの場所の一つがオーストラリアです。
オーストラリアは6つの世界大陸の中で、唯一一か国で一つの大陸を支配しています。
国土は日本の21倍もあり、世界で6番目に広い国です。

そのオーストラリアにとってバイクとはどのようなものとして考えられているのでしょうか。
どの国でもバイクは生活の一部としていろんな使い方をされています。
そのため小回りが利くスクーターやツーリングを楽しむオフロード車など、各家庭に合わせてバイクを利用しています。

しかしオーストラリアの一番の特徴は、街中で走っているバイクはオフロード車しか走っていないということです。
オーストラリアの人にとってバイクは趣味として活用するものという位置づけになっているため、国土に合うオフロード車しか扱われていません。

オーストラリアは砂漠やアウトバックなどどうしても道が悪い中を走行しなくてはいけません。
そして広い国土の為目的地に行くためには走行距離や時間もかかります。
そのため走りやすいオフロードで排気量も多い600cc以上のバイクが目立っています。

よく使用しているメーカー

オーストラリアでよく乗られているバイクは、排気量が少なくても250ccです。
日本では250ccといえば愛好者も多いですが、オーストラリアではさらに上の650ccから1000ccの排気量の大型のロードバイクがほとんどです。

広い国土の為、目的地までの走行距離が何百キロといった可能性も日常的になります。
そのためなるべく高速巡航しやすい排気量が多いバイクが好まれます。
そして荒れた道でも走行しやすいオフロード車が主流です。

オーストラリアのバイクショップで扱われているのはほとんど日本のバイクしかないといっても過言ではありません。
日本で4大バイクメーカーといわれている、ホンダ、ヤマハ、スズキ、カワサキのバイクがたくさん販売されています。

日本の販売価格よりも1割近く高く販売されているのが多く、中古車に関しては走行距離が5万キロもしくは10万キロでもある程度の価格で販売されています。
メンテナンスが行き届いていない場合が多く、走行中のトラブルも抱えやすいこともあります。

独自の装備

オーストラリアのバイク装備でよく見かけるのが、ふさふさの羊毛をシートの上にかけて走行しているということです。
日本ではまず見かけない風景だけに驚く人が多いでしょう。

オーストラリアでは走行距離も長く、体格がいい人が多いためバイクに長時間乗ることは体に負担が掛かります。
そのため羊毛をクッションのように使用することでお尻の痛みなどを軽減することができます。