バイクメーカー「インディアン」の歴史
アメリカのバイクメーカーと言えば、ハーレーダビッドソンやエクセルシャー、そしてインディアンが知られていますが、その中でもインディアンはアメリカ国内では最古の歴史を持つバイクメーカーとして人気があります。
インディアンが誕生した1901年には、アメリカ国内には大小合わせて200以上の車両メーカーがありました。
インディアンはその中の1社という位置づけだったのですが、当時はバイクではなく自転車メーカーとしてスタートしました。
創業者のジョージ・ヘンディー氏は1987年から自転車工房を経営していた技術者で、1901年にマサチューセッツ州のスプリングフィールドにインディアンメーカーとして初となる自転車工場を開設しました。
これが、インディアンの始まりです。
その後1907年に、自転車にエンジンを搭載した初のVツインモデルを製造開発しました。
これが大ヒットを遂げ、アメリカ国内で大きなシェアを伸ばし、ついには国内最大のバイクメーカーとなりました。
その後は世界中にシェアを伸ばすことで、現在ではインディアンメーカーのバイクは世界中で多くのライダーたちに愛されています。
インディアンは、バラエティ豊かなバイクの製造開発にも積極艇に取り組んでいるメーカーとして高く評価されてきました。
スピードレースや長距離の耐久レースなど、バイクレースに対しても適したバイクを開発することによって、幅広い層からの支持を集めたのです。
インディアンからラインナップされているバイクモデル
インディアンからラインナップされているバイクモデルの中でも、アメリカンスポーツバイクとしてカッコいいシルエットで人気を集めているのは、FTRです。
アップライトなライディングポジションなので、長距離のツーリングにも適したデザインですし、スタイリッシュな曲線美で街を走れば見る人を虜にしてしまうほどの魅力があります。
攻撃的な走りができる一方で、カジュアルにリラックスな走りもできるバイクを探している人にとってはぴったりの車種と言えるでしょう。
アメリカンバイクらしく大型でかっこいいバイク車種が欲しいという人に高い人気なのは、クルーザーラインのChief Dark Horse（チーフダークホース）です。
流行に左右されないクラシックなデザインのバイクに最先端のテクノロジーをふんだんに搭載したバイクは、ロングセラーな車種として注目されています。
シンプルなデザインと構造の中に、ディテールへのこだわりやスマートテクノロジーを楽しめる車種ではないでしょうか。
インディアンではその他にも、ツーリングを想定して開発されたツーリングラインや、安定感を重視したBaggerラインなどをラインナップしています。