盗難対策として、また天候からのダメージ対策として、バイク倉庫は有用です。
バイク専用の倉庫も販売されていますが、ややお値段が高い傾向があります。
このため自分でバイク用の倉庫を作りたいと思われる方もいらっしゃるでしょう。
DIYで倉庫を作れば、安価にできますし、自分の好みに合わせた倉庫を作ることができるからです。
スキルに合ったDIYを
ただし倉庫を作る前に、自分のスキルを知っておくことは重要になります。
スキルによって作ることのできる倉庫の種類が変わってくるからです。
DIY初心者の場合、既成品の組み立て式倉庫にとどめておいたほうが良いでしょう。
既成の組み立て式倉庫でも、意外に設置するのは大変なのです。
バイクの場合、倉庫の床の補強なども関係してきますから、DIY初心者の場合にはDIYショップの担当者と相談しながら進めていくことをおすすめします。
これでも既成品の組み立て式倉庫の本体価格だけですみますから、リーズナブルに倉庫づくりができるはずです。
DIY経験者の場合には、基礎のコンクリート打ちから屋根つくりまで行うことも可能でしょう。
ただし床面積が数㎡とはいえ、一つの家を建てるのに匹敵するほどの作業量が待っています。
基礎の水平を出すことは可能でしょうか。
床はバイクを格納する必要がありますから、出入口にスロープを付ける必要もあります。
基礎ができたら、基礎に土台を載せていきます。
この際の防水対策もシーリング材などで行う必要があります。
土台ができたら、柱の作業になります。
柱の垂直を出すことはできますか。
並行して、電気配線も行っていきます。
後から電気をつけるのは結構大変だからです。
電気の配線を行うことはできますか。(電気工事には免許が必要です)
柱の作業が終了したら、壁と屋根の作業になります。
屋根に勾配をつけることはできますか。
壁にはコンパネを使用される方が多いようです。
壁に木材を使用する場合には、塗装のノウハウや防水加工も必要になります。
バイクを格納するわけですから、シャッターも必要です。
これらのノウハウがあれば、DIYで倉庫を作ることは十分可能です。
土間付きの数㎡のバイク倉庫は、お値段が20万円を超えることも珍しくありません。
しかしDIYで倉庫を作っている方は、そのほとんどが予算10万円以下です。
リーズナブルにバイク倉庫を作成できることが、DIYで倉庫を作ることの最大のメリットです。
また自分好みにアレンジしたり、カラーリングしたりできることもメリットといえるでしょう。