バイクの豆知識

バイクの歴史

1885年に「内燃機関の父」と呼ばれるダイムラーの手によって、世界で初めてのバイクが走行しました。
その後、1894年に世界で初めてバイクが市販されると、1907年にはハーレー・ダビッドソンが、1923年にはボクサーツインエンジンを搭載したBMWと、次々と現在でも有名なバイクメーカーが誕生しました。

日本では世界から遅れること1952年に、本田技研が国産量産バイク第一号となる「ホンダカブF号」を発売します。
1952年にスズキがバイクの製造に乗り出すと、1955年にヤマハ、1958年にカワサキと、現在の4大バイクメーカーが誕生し、日本は世界一のバイクメーカー大国となります。
このサイトでは、世界初のバイクについてや、日本の4大バイクメーカーの歴史をご紹介していきます。

バイクにまつわる雑学

バイクが一般に普及しだした60~70年代は、バイク=不良のイメージでレッテルを貼られていましたが、そのバイクを歌詞に織り込んだ歌が後に大流行したのも事実です。
中島みゆきや浜田省吾の歌が有名ですが、当時の若者から絶大な人気を受けていた、尾崎豊さんもその一人です。
サイトの中盤ではその尾崎豊さんの歌にまつわるバイクのエピソード、バイク盗難に遭わないための工夫などをご紹介しています。

昔の若者達には、バイク免許を取る事が一つのステータスとしてのシンボルでしたが、現在では20代の若者のバイク離れが進んでいる様で、バイクを購入しても直ぐに手放す人が多いそうです。
この原因の一つには、2006年にバイクも駐車違反の対象になった事や、リーマンショック以降の景気低迷や派遣労働者の増加による若者達の年収の低下が、バイク離れを加速させたとも言われています。
サイト内では、若者のバイク離れや、特にバイクの駐車違反についてもご紹介しています。

世界中で愛されるバイク

アメリカやEU、アジア等、世界中にバイクメーカーがある中でも、世界に冠たる四大メーカーが集中している日本ですが、一番バイクが普及している地方が、台湾を含めた東南アジア諸国です。
近年では経済発展著しい東南アジアですが、車は一般市民にはまだまだ高嶺の花と言った様な状態なので、手軽に購入できるバイクは多くの庶民の足として愛され、日常生活の友として貴重な存在感を発揮しています。
ヨーロッパでは春の訪れと共に、毎週末には何処かでグランプリレースや地方レースが開催され、数多くのバイクレースファンを魅了しています。

イギリスでは世界一危険と言われている「マン島TTレース」が開催されると、世界初のバイクが作られたドイツでは、市販車ベースでチュ-ンアップされたバイクが闘うスーパーバイク選手権が行われ、四輪の「ル・マン」に代表される様に、長丁場のレースが大好きなフランスでは世界耐久選手権が、ラテンで熱狂的なバイクファンが多いスペインではMotoGPが開催されます。

広大な大陸に位置するアメリカでは、革ジャンに身を包んだハーレー軍団が群れをなして荒野を走り回り、街中のストリートでは若者達が、日本のレーサーレプリカで公道レースを楽しんでいます。
若者のバイク離れが進んでいる日本でも、バイクメーカーと大学の共同研究によって「バイクが脳を活性化させ、若返りに効く」との研究結果を出し、更なるバイク需要を掘り起こそうとメーカーも奮闘しています。
このように、世界中から愛されているバイクの世界を、これから解説して行きます。