マフラーを素材から決める

カスタムパーツで圧倒的人気を誇る、バイクのマフラー

バイクのカスタマイズをする際に、多くのライダーが交換をするパーツとして知られているのが、マフラーです。
見た目の印象の違いはもちろん、サウンドを大きく左右するバイクのマフラーですが、どれも一緒という訳ではありません。

マフラーはデザイン性などの違いもありますが、最も重要な違いといえば、マフラーの素材です。
どんな素材で作られているのかによって、サウンドの違いはもちろん、走りにも大きな影響が表れるでしょう。

バイクのマフラーの素材の違いで、どんな違いが表れるのかをご説明します。

素材の違いが走りを決める、バイクのマフラーの素材別紹介

マフラーの素材はいくつか種類がありますが、大きく分けて、ステンレス、スチール、カーボン、チタンの4種類に分けられます。
それぞれ同じように感じるかもしれませんが、素材によって具体的には、このような違いが表れるでしょう。

まずステンレスです。
こちらはバイクのマフラーの中でも非常にポピュラーなタイプとして知られており、錆びにくく、安価な点が特徴です。
特に個性があるわけではありませんが、オールラウンダーとして、重宝されている素材と言えるでしょう。

次にスチールです。
いわゆる鉄素材ですが、装飾性が非常に高く、見た目の印象が大きく変わるタイプのマフラー素材として知られています。
スチールで奏でられるサウンドは非常に聞き心地が良く、愛用者が多い物の、メンテナンスをしないとすぐに錆びてしまう点がたまに傷。

三つ目はカーボンです。
合成繊維などから作られているカーボン素材は、非常に軽くて丈夫な点が特徴で、見た目もファッショナブルな点が人気のポイントと言えるでしょう。
ただしコストが高いため、表面のカバーだけをカーボンにするというライダーも少なくありません。

そして、チタンです。
スポーツバイクなどに取り付けられる事が多いタイプのマフラーで、その高性能さが重宝され、レース用バイクなどにも活用されています。
丈夫で錆びにくく、焼け色加工を施す事が出来るタイプのマフラー素材ですが、コストは非常に高いため、気軽に手を出しにくいと言えるでしょう。

このように、それぞれの素材によって、全く特徴が異なります。
同じマフラーでも、利用するポイントや日頃のメンテナンスなどに合わせて選ぶようにしないと、バイク本体にまで悪影響が及ぶ事もあるでしょう。

見た目を重視するのか、サウンドを重視するのか、丈夫さを重視するのかによっても、選ぶべきマフラーは異なります。
コスト面なども考えた上で、自分に合っているマフラーを選ぶことが、カスタマイズをする際には重要になるでしょう。