バイク用レザーグローブ・メッシュグローブのお手入れ方法

気がつくと真っ黒なレザーグローブをしっかりと洗浄

冬場は特に、毎日のように使うのが、レザーグローブです。
そんなに汚れないと思って居るかもしれませんが、気がついたら手のひら部分が真っ黒になっている事も珍しくありませんので、定期的に洗浄を行ないましょう。

洗濯機で洗うことは出来ませんが、レザー手袋の場合は、手洗いで有れば丸洗いをすることが可能です。
もちろん、正しい手順を踏まないと、すぐに寿命を迎えてしまいますので、こうした手順を守って洗うようにして下さい。

まず、バケツなどに水かぬるま湯をはって、その中にレザーソープを入れます。
比率は商品によって異なりますので、商品の説明書きをよく見た上で、加えていきましょう。

水を張った後、そのままレザーグローブを入れて、15分~20分ほどつけ置きしておいて下さい。
レザー製品に染みこんだ汚れは、つけ置きをする事で浮き出し、汗汚れなども洗い落としやすくなります。

つけ置きをした後、そのままもみ洗いをしていきます。
この時点で水が真っ黒という場合は、一度水を入れ替えて、改めてレザーソープを入れても構いません。
しっかりと優しくもみ洗いをしていき、汚れを落しましょう。

洗い終わった後は、綺麗な水やぬるま湯ですすぎをし、すすぎ終わったら、一度グローブを手にはめて、乾いたタオルで水分を拭いていきます。
水分を有る程度タオルで拭き取ったら、グローブを外して、陰干しして乾燥させましょう。

完全に乾燥させないとカビの原因に繋がりますので注意をして下さい。
乾燥した後は、レザーオイルを薄く表面に塗っていきます。
つけすぎると、汚れやすくなりますので、少量を伸ばして塗るくらいの気持ちでオイルを塗って下さい。

メッシュグローブももみ洗いが基本です

こちらもグローブのタイプとして非常に人気がある、メッシュグローブ。
レザーと同じように、洗濯機では無くもみ洗いが基本ですので、しっかりと洗っていきましょう。

バケツに水かぬるま湯をはったら、中性洗剤を混ぜて、もみ洗いをしていきます。
メッシュ部分に特に汚れが溜まる傾向がありますので、時間をかけて丁寧に洗っていきましょう。

汚れを落したらしっかりとすすぎ、泡と汚れを落しきったら、陰干しで乾かして下さい。
こちらも乾燥が不十分ですと、カビが生えてしまう恐れがありますので注意が必要です。

手のひらの部分か合皮で出来ている場合などは、乾燥させた後、乳化性クリームなどで捕色する事で、ツヤだしするのも良いでしょう。

このように、グローブ類も定期的に洗浄することで、メンテナンスをすることが重要です。
メンテナンス不足は寿命を縮めてしまいますので、しっかりと洗浄するようにしましょう。