シート交換の手法やポイント

ライディングの快適さを左右する、シート

バイクを運転する際に、快適なライディングになるかどうかを左右する重要なパーツの1つが、シートです。
座り心地の良さ、ライディング姿勢を左右するバイクのシートは、機能性ももちろんですが、見た目の印象も全く異なってきます。

それぞれライディングに何を求めるのかによって、合っているシートが異なりますので、ライダーの多くは、自分に合っているバイクシートに交換する傾向があるでしょう。
例えば、長距離ライダーは、座っていても負担が掛りにくいようなシートを選び、スポーティーさ重視のライダーは、ライディング姿勢を重視したシートを選びます。

いずれにせよ、自分に合っているシートを見つけたら、交換をする方がほとんどです。
シート交換をする際には、これらのポイントを抑えて交換するようにして下さい。

バイクのシート交換のポイントは?

バイクシートを交換と一口に言っても、いくつかの方法がありますので、自分に合っている方法を選ぶようにして下さい。

まず一般的なのは、シート本体をまるごと交換してしまうという方法です。
自分で交換をする方もいれば、業者に依頼をして交換する方もいるでしょう。
ただし、どちらの場合でも有る程度お金がかかる方法ですので、メンテナンスの際には事前に見積もりを出すことをおすすめします。

また、シートは何でもかんでも取り付けをする事が出来るわけではありません。
設定や車種によって、取り付けできるシートが異なりますので、規格外のシートは対応できないでしょう。
シート選びの際には、その点も踏まえた上で選ぶ必要があります。

次に、シートの表面だけを張替えるというシート交換の方法です。
こちらは、シートベースやスポンジの部分はそのままで、シートの表面だけを張替えるという交換方法になります。
見た目重視の方などがこちらの手法をとることが多く、リーズナブルに出来る方法と言えるでしょう。

こちらの方法には、タッカーという巨大ホチキスのような器具など、特殊な器具が必要となります。
また、綺麗に張替えるためには技術が必要ですので、自力で行なう際には注意が必要です。
有る程度器用な方で無いと、ぐちゃぐちゃになってしまう可能性が高いでしょう。

三つ目は、シートカバーを交換する方法です。
最も手軽で最も安く交換する事が出来る交換タイプで、ノーマルシートにカバーを掛けるだけの、お手軽な方法になります。
見た目を変えることは出来ますが、乗心地はそのままですので、シートに乗心地を求めている方の場合には、あまり向いていない方法といえるでしょう。

このように、シートの交換方法にはいくつか種類がありますので、自分に合っている方法を選んでみて下さい。