バイクに乗るときの必須アイテムとして注目されているのが「ドライブレコーダー」です。万が一の事故やトラブルだけでなく、安全運転のサポートや旅の記録にも役立ちます。しかし、多くの製品が市場に出回っている中で、自分に最適なものを選ぶのは難しいもの。この記事では、バイク用ドライブレコーダーの魅力や選び方のポイントを解説し、おすすめの製品も紹介します。
バイク用ドライブレコーダーが必要な理由
バイクにドライブレコーダーを取り付ける理由は大きく3つあります。
1. 事故やトラブル時の証拠収集
交通事故やあおり運転など、不測の事態が起きたときに役立つのがドライブレコーダーです。走行中の映像が記録されるため、誰に過失があるかを明確にする重要な証拠になります。バイクは車と比べて小型で見落とされがちなので、状況を的確に伝える手段として非常に有用です。
2. 安全運転の促進
ドライブレコーダーを装着しているだけで、「録画されている」という意識が生まれ、自然と安全運転を心がけるようになります。これにより、事故のリスクを減らすことができます。
3. ツーリングの記録
風景の美しい場所を走るバイクツーリングでは、旅の思い出を映像で残したいというニーズも増えています。ドライブレコーダーの中には高画質で録画できるものもあり、個人の楽しみやSNSへのシェアにも最適です。
バイク用ドライブレコーダーの選び方
1. 前後カメラ付きが便利
前方だけでなく、後方の様子も記録できる「前後カメラ」タイプが人気です。後方のカメラは、追突やあおり運転の記録にも役立つため、安全性をさらに高められます。
2. 防水性のチェックは必須
バイク用ドライブレコーダーにとって、防水性は重要なポイントです。雨天時でも安心して使用できるものを選びましょう。防水性能は「IPX6」以上が目安。ゲリラ豪雨や台風でも耐えられる製品であれば、どんな天候でも安心して走行できます。
3. 夜間性能を確認する
夜間やトンネル内での撮影に対応した製品を選ぶのも重要です。明暗差を補正するHDRやWDR機能が搭載されているものなら、白飛びや黒つぶれが少なく、クリアな映像が得られます。
4. スマートモニターの有無
映像をその場で確認できる「スマートモニター」が付属していると、より便利です。専用アプリやPCソフトを使用して映像を確認できるタイプもありますが、モニター付きのモデルなら、簡単に撮影内容をチェックできます。
5. バッテリー性能も要確認
バッテリー内蔵型と車両電源から給電するタイプがあります。長時間のツーリングを楽しむなら、バッテリー切れを気にせず使える車両給電型がおすすめです。
おすすめのバイク用ドライブレコーダー
タナックス スマートライドモニター AIO-5Lite
この製品はスマートモニターを備えた高性能モデル。前後カメラで広範囲を記録できるほか、HDR機能を搭載しており、夜間やトンネル内でもクリアな映像を撮影可能です。IPX6の防水性能も備えており、雨天走行でも安心して使用できます。
ミツバサンコーワ EDR-21Gα
広い画角が特徴のモデルで、前後カメラで事故の状況をしっかりと記録できます。専用アプリを使えば、スマホやPCで映像の確認も可能です。特に安全性を重視するライダーにおすすめ。
デイトナ Mio MiVue M820WD
取り付けの自由度が高いモデルで、限られたスペースでも設置可能です。前後カメラと駐車監視機能を備え、トラブル時の記録もばっちり。価格帯も手頃で、初めてドラレコを購入する人に適しています。
バイク用ドライブレコーダーを最大限に活用する方法
1. 定期的に映像を確認
録画内容を定期的に確認することで、異常がないかや撮り逃しがないかをチェックできます。また、旅の記録として保存したいシーンがある場合も早めにバックアップを取ると安心です。
2. 取り付け位置の工夫
カメラの取り付け位置によって、映像の範囲が変わります。前後ともに画角を広くするため、カメラの角度を適切に調整しましょう。また、振動を抑えるためにしっかりと固定することも重要です。
3. 設定を見直す
解像度やフレームレートなどの設定を見直すことで、使用目的に合わせた映像が撮影できます。ナンバープレートの確認を重視する場合は、高解像度設定がおすすめです。
まとめ
バイク用ドライブレコーダーは、安全運転のサポートやトラブル時の記録に欠かせないアイテムです。製品選びでは、画角の広さや防水性、夜間性能など、自分のニーズに合ったポイントを重視することが大切。今回紹介したおすすめ製品を参考に、自分にぴったりのドライブレコーダーを見つけてください。