ツーリングを楽しむライダーにとって、行先への道案内は重要なポイントです。特に、普段とは異なるエリアや土地勘のない場所へ向かうときは、バイク専用のナビがあると安心です。本記事では、バイク用ナビを選ぶ際の注目ポイントや、ライダーにおすすめのモデルについてご紹介します。
バイク用ナビの選び方のポイント
バイク用ナビには、カーナビとは異なる条件や機能が求められます。バイクに取り付けるため、防水や耐震性といった基本性能のほか、画面の見やすさや使い勝手にも注意が必要です。以下の4つのポイントに注目して選ぶと、自分の走行スタイルに合ったナビが見つかりやすくなります。
1. 操作性：グローブのまま操作できるか
バイク走行中には、安全のためにグローブを装着していることが一般的です。そのため、ナビ画面がグローブのまま操作できるかは、大切なチェックポイントです。タッチパネルの感度が良いナビや、物理ボタンを併用した操作が可能なモデルなら、グローブをつけたままでもスムーズにナビ操作ができます。また、画面が大きすぎるとバイクに取り付けにくくなるため、適度なサイズのものを選ぶと良いでしょう。
2. 防水性能：天候に左右されない防水・耐久性
突然の雨や泥はねなどに備えて、防水性能は欠かせません。IPX5以上の防水性能を備えたナビであれば、軽い雨にさらされても問題なく使用できます。さらに、頻繁に悪天候の中を走行する場合には、より高い防水性（IPX7以上）を持つナビが適しています。加えて、防塵性や耐衝撃性にも優れたモデルを選ぶと、長期間の使用に耐えうる頑丈なナビを確保できます。
3. Bluetooth機能：音声案内や音楽再生が可能
バイクに乗りながらナビ画面を見るのは安全面で避けたいもの。そこで便利なのが、Bluetooth対応のバイク用ナビです。Bluetoothを使えば、ナビの音声案内をバイク用インカムやイヤホンに接続できるので、視線を前方に保ちながらナビの指示を耳で確認できます。また、音楽再生機能も併せて楽しめるモデルもあり、長距離のツーリングをより快適にしてくれます。
4. 画面の視認性：直射日光でも見やすいか
バイク用ナビを選ぶ際には、視認性も重要なポイントです。特に、昼間の直射日光のもとで見やすい画面かどうかは、走行中の安全性に影響を与えます。最近では、アンチグレア加工されたディスプレイや、付属の遮光バイザーを備えたモデルも登場しており、光の反射を抑える工夫がされています。こうした機能に注目して選ぶと、さまざまな環境下でもスムーズにナビ画面を確認できるでしょう。
バイク用ナビのおすすめ製品
ここからは、上記の選び方を踏まえたおすすめのバイク用ナビをいくつかご紹介します。これから購入を検討されている方は、自分のツーリングスタイルに最適なモデルを探してみてください。
1. KYPLAZA バイク用ナビ 5.0型
特徴：
5インチのコンパクトサイズでありながら、操作がしやすいタッチパネルを搭載したモデルです。新CPUにより、地図検索の速度も速く、快適なナビゲーションをサポート。IPX5の防水性能も備えているため、軽い雨の中でも問題なく利用できます。また、1年間の保証が付帯し、3年間は地図の無料更新が可能なのも魅力的です。
こんな方におすすめ：
比較的短距離のツーリングや、悪天候の少ない地域を走行する方に適しています。
2. SPEEDER 2022年版地図搭載 バイク用ナビ
特徴：
2022年の最新地図データを搭載し、3年間は無料で地図の更新が可能なモデルです。Bluetooth機能が付いており、インカムやイヤホンと連携すれば、音声案内を耳で確認できるので安全な走行が可能です。さらに、遮光バイザーが付属しているため、昼間でも画面が見やすく、ツーリング中に地図の確認がしやすいのもポイントです。
こんな方におすすめ：
長距離ツーリングや、日中の時間帯に走行することが多い方に適しています。
3. 南海部品 ナンカイナビゲーションシステム NNV-002A
特徴：
バイク専用のインターフェースを備えたナビで、シンプルながらも見やすい設計が特徴です。画面にはサンバイザーが取り付けられ、太陽光の下でもはっきりと地図を確認できます。また、ナビ本体が取り外し可能で、駐車中に持ち歩けるため、盗難対策にもなります。
こんな方におすすめ：
駐車する機会が多い方や、画面の視認性を重視したい方に最適なナビです。
4. GARMIN zumo 396
特徴：
耐久性に定評のあるGARMINのナビ。IPX7の高い防水性能を持ち、突然の雨にも対応可能です。内蔵のWi-Fiを利用することで、ファームウェア更新がPC不要で簡単に行えます。Bluetooth接続に対応しており、ハンズフリー通話や音楽再生も可能です。
こんな方におすすめ：
長距離を走行するライダーや、機能性に優れたナビを求める方におすすめです。
5. 昌騰 MAXWIN 7インチポータブルナビ
特徴：
大きめの7インチ画面を搭載したポータブルナビ。地図や文字の拡大が可能で、見やすさを重視しています。オービス警告機能も備えているため、速度制限や取り締まりエリアを把握しやすく、安全運転をサポートしてくれます。
こんな方におすすめ：
視認性を重視する方や、運転に慣れていない方でも扱いやすいモデルです。
まとめ
バイク用ナビは、長距離ツーリングや不慣れなエリアを走行する際に頼りになるアイテムです。選ぶ際には、グローブをつけたままの操作性や防水性能、Bluetooth機能、そして画面の見やすさに注目することで、自分に合った製品が見つけやすくなります。
今回ご紹介したナビは、いずれも使い勝手が良く、快適なツーリングをサポートしてくれるアイテムばかりです。安全かつ快適にライディングを楽しむためにも、ぜひバイク用ナビの導入を検討してみてください。